クラウドソーシングで非承認になりやすい記事

WEBライティング技能検定に合格し、クラウドソーシングの仕事を実際に行っていくと、作成した記事がクライアントから非承認の判定を受けることもあります。WEBライティングを行う上で、クライアントからの課題が自分の良く知る内容であれば、記事作成においても比較的スラスラ書くことが出来るでしょう。ただ、自分の知りえないジャンルの課題であると、一から単語の意味や背景などを調べながら記事作成を進めていかなければならず、1つの記事作成にかかる時間も多くなることもあります。そこまで苦労して作成した記事がクライアントから非承認を受けると、せっかく時間を割いて行った作業が無駄になってしまいます。もちろん報酬も0円となります。

また、非承認が続くようですと、「WEBライティング技能検定で資格を取得したにもかかわらずこの程度か」などとクライアントからの信用を失い、仕事も受けられなくなるといった可能性もあります。せっかく作成した記事が非承認(不採用)にならないためにも、このコーナーでは最低限押さえるべきポイントをご紹介します。

ポイント① <まずはじめに意識すべき項目>

WEBライティングのコツは、良い文章を書くことができるかというよりは、クライアントのニーズに即した文章が書くことが出来ているか?という方が重要と言われています。

クライアントからの記事発注の詳細を確認すると、「~~のようなテーマで」「~~のキーワードを使って」「~~文字程度で」といったように、記事を書く上で押さえるべきポイントが明記されていることが多くあります。この指示に即していなければ、例え良い文章であっても非承認になる可能性が高いでしょう。クライアントの要望がどこにあるのか、何をもとに記事を書く必要があるのか、事前に確認しWEBライティングを開始する方がいいでしょう。

また、クライアントからの要望として、事前に禁止事項を明記しているケースもあります。顔文字はNG、ですます調で書くこと(言い切り表現はNG)などが一般的です。さらに専門性が高い課題ですと、「絶対痩せる」「必ず儲かる」「~~に効果がある」といった表現はNGといったように、効果や効能に注意する必要があるものも多くあります。このような禁止事項、注意事項を無視して記事作成を行うと、やはり非承認になる可能性は高くなるでしょう。

 

ポイント② <誤字脱字を無くす>

文章を書く上で、最低限気をつけなければならないのは誤字脱字を無くすことです。自分で書いた文章の誤字脱字は、意外と自分では見つけられないことが多々あります。PCを使って書きますので、タイピングミスや漢字の変換ミスなど、意識していなくともつい間違ってしまうこともあります。このような誤字脱字の解消には、書き上げた記事を第三者に読んでもらうのが一番ですが、難しいようであれば自分で何回も読み返し、本当に意味の通る文章なのか含めて確認するのが良いでしょう。その際、黙読ではなく、声に出して音読で行う方がよりミスの発見にも繋がり効果的です。

 

ポイント③ <他の文章のコピー&ペーストを無くす>

他人が作成した記事内容や、他のHPで使われている文章をコピーしてそのまま流用することは、クライアントが最も嫌う項目となります。事前の禁止事項、注意事項でもこの項目を謳ったケースは非常に多く目にします。他のHPから文章を引っ張ってくることは、著作権の違反にあたります。ただ、どうしても記事を書く上で特定のHPの内容を引用したいケースもあります。その際には引用元を明記し、なぜ引用するのかをキチンと謳ったうえで記事を作成するといいでしょう。

また、クライアントによってはコピー&ペーストをしていないか確認できるチェックツールを事前に提供頂けるケースもあります。その際には記事作成後に必ずツールを活用し、問題ない旨を確認した上で納品しましょう。

日本クラウドソーシング検定協会のWEBライティング技能検定講座では、このようなWEBライティングを行う上での禁止事項や注意事項もテキスト上で記載されているようです。

初めてライティングを行う、ライティングを行いたいが苦手、クラウドソーシング上で行うライティングとは何か分からない、そんな方向けに、文章上のルールやライティングを行う上でのルールなどを解説しています。
出典:WEBライティングの日本クラウドソーシング検定協会

 

またWEBライティング技能検定の試験の中で行われるライティング問題でも、実際にクラウドソーシングで記事作成を行う上で、承認されやすいかどうかも合格の判断基準にしているようです。

現在、WEBライティング技能検定本試験は4択問題50問と実技ライティング問題4問を出題しております。
点数配分と致しましては、4択問題50点、ライティング問題各50点、計250点満点となっており、実技ライティング問題の比重が非常に高くなっております。
またライティング問題の採点は文法だけではなく、クラウドソーシングのライティング案件で承認されやすい文章表現かどうかも基準としております。
出典:WEBライティング技能検定 本試験 採点規準について | 検定試験 | 一般社団法人 日本クラウドソーシング検定協会®

 

キチンと時間をかけて作成した記事が無事にクライアントから承認頂き、作業の対価として報酬も得られるよう、最適減のポイントを押さえることが重要です。今回クラウドソーシングで非承認になりやすい記事のポイントを一部紹介しましたが、案件によって気をつけなければならない項目はまだまだあります。このあたりの詳細はWEBライティング技能検定講座でも紹介されていますので、WEBライティング技能検定の資格取得と合わせて勉強してみるのもいいでしょう。

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