案件の選び方について

日本ではどれくらいの方がフリーランスとして働いているのかご存知ですか。
現在日本では、就業人数の40人に1人はフリーランスとして働いているといわれています。インターネットの使用が定着してきた近年では、好きな場所でいつでも働くことができるこの働き方は海外に限らず日本国内でも浸透しつつあります。そのため今後フリーランスとして働く人口はどんどん増加してくるでしょう。

フリーランスという働き方を行っている方の中には「クラウドソーシング」というシステムを活用して収入を得ている方もいると思います。クラウドソーシングでは、発注者がインターネットを利用して依頼したい仕事を掲載し応募者を募っているシステムです。そのため受注者は自分から営業を行わなくとも、条件が合えば気に入った仕事内容があれば仕事の案件を得ることができるのです。またクラウドソーシングでは初心者の方でも仕事をすることができる案件があります。そのためクラウドソーシングを利用して副業を行っているという人も多くいるようです。

今回こちらでは、クラウドソーシングで募集されている案件の中で初心者の方が案件を選ぶときのポイントや目的に応じた選び方をご紹介します。また初心者のでも多くの報酬を獲得するためのポイントもお紹介していきたいと思います。ぜひ参考してみてください。

 

初心者でも始めやすい案件は「タスク作業」

クラウドソーシングにおける案件、タスク作業とは「アンケートに答える」「Excelデータ入力する」「ブログなど短い文章の記事作成」といった基本的に誰でもできる単純作業のことです。タスク作業の案件は基本クライアントとの事前のやり取りがないため、すぐに作業が開始できます。単純作業のため単価は数10円~100円程度の案件が多いので大きな報酬は得ることはできませんが初心者の方でも気軽に始めることができます。また主婦や育児が忙しいママでもすきま時間を利用して作業ができます。

 

タスク作業に慣れてきたら文章作成の案件をおすすめ

文章作成は特に専門のスキルがなくてもできる作業です。タスク作業の案件に慣れてきたら文章作成の案件にチャレンジしてみましょう。文字単価は大体1円として3000文字の記事を作成すると3000円です。ただし、案件の内容や文章作成の経験から1文字1円以下という場合も多くあります。
初心者が文章作成を行うことは難しいと思います。私も副業でクラウドソーシングを始めた頃文章作成にチャレンジしました。しかし書く内容を考えることに時間がかかってしまい、1記事作成するのにかなりの時間を使ってしまい、当初考えていたより多くの案件にチャレンジすることができませんでした。しかし、専門的な知識やスキルがない私がクラウドソーシングでできる案件が、文章作成以外になかったのでこの案件をひたすらこなすことしかないなと思っていました。

そんなとき友人から「WEBライティング技能検定」を紹介されました。WEBライティング技能検定ではライティング初心者でも素早く文章が書けるようになるノウハウを学ぶことができました。またWEBライティング技能検定は検定に合格すると「WEBライティング技能実務士」という資格が取得できます。この資格を取得するとライティングの技術を身に付けると同時に、ライティングの資格を持っていることで色々なクラウドソーシング会社から特典をうけることができます。私が実際にWEBライティング技能検定を受講してクラウドソーシングの仕事をうけた感じたことは、文章力が身に付くので受ける依頼数を効率的に上げることができたということでした。そのため以前はクラウドソーシングで得ることができる金額は少なかったのですが、WEBライティング技能検定を受講したことによって収入がグッと上がったということです。

独学だけで文章力を身に着けるには限界があり時間がかかります。WEBライティング技能検定を受講していなかった場合、安定した収入を得るために半年以上はかかったのではないかと思います。2カ月程度で終えることができる講座なので短期間で文章技術アップを目指すことができます。効率的に仕事をこなしたい方・早く収入を安定させたい方にはWEBライティング技能検定の資格取得はおすすめです。またWEBライティング技能検定は早くタイピングが行えるようになるタイピングソフトなどもついてくるので、ライターやコピーライターを目指したい方などにもおすすめです。

チェック

 

 

単価は高い方がいいが採用されにくい

案件を選ぶときに「初心者歓迎」「全員採用」といった言葉がタイトルに書いてあった場合は単価が安い可能氏が高いです。また文字数や記事数が記載されていない場合は単価1円以下が多いです。また何文字で記事数は何個書かなくてはいけないのか確認して仕事を受けるようにしましょう。私の経験ですが、単価が高い案件はライバルも多いです。反対に1円以下の案件はライバルが少なく受注してくれる確率が上がるというメリットもありますので他の案件で採用された数が少なくても収入が少し安定します。極端に言うと、1000円の案件を10件受注するのと5000円の案件を1件受注するのはどちらが得かということです。「塵も積もれば山となる・・・」単価が低い案件でも数をこなせば勉強にもなりますので積極的に受注していくことがおすすめです。

 

新着案件をチェックしよう

案件を探すときのコツとして新着案件を必ずチェックすることをおすすめします。人気の仕事は早くエントリーしないと他の人に案件をもっていかれる場合がありますので、新着で新しいいい仕事が入ってないかチェックするようにしましょう。

 

慣れたら継続案件をねらう

最初は単発の案件をこなしていくことで実績を重ねることが大切ですが、しばらくしたら1案件15記事~20記事といった案件に挑戦してみましょう。継続案件のメリットは、案件を探す手間が省けることとある程度の流れや求められるものがわかった記事を書くことで効率的に仕事ができることです。

 

時給制や週時間指定の案件もある。

この案件は進行状況を一定時間ごとに自動で送るシステムを活用して行うアルバイト感覚でできる作業です。依頼側が進行度合いを確認できることでメールでのやり取りがなくなるため効率的に働くことができます。

 

案件内容に見合った報酬かどうか見分けよう

たくさんある案件の中から、自分の力量に合った案件なのかどうかを考えましょう。発注側である企業は比較的安い報酬で依頼できることを目的としてクラウドソーシングを利用しています。ということは、依頼を受ける私たちは作業内容が報酬に見合ったものかを判断しなくてはなりません。低単価の案件でも難易度の高いものがある場合があります。その場合は無理せず他の案件を検討しましょう。また作業する上で私たちが注意しておきたいポイントは、仕事内容が明確に明記されているかです。キーワードの提示や納期、1記事ごとの予算など具体的に記載されているほど安心して作業に取り組めます。曖昧な表現の記載や情報不足の場合は自分自身の作業時間が余計にかかってしまったり納品してから内容が依頼したことと違うといった指摘があったりと無駄になってしまう心配があります。案件を選ぶときは報酬も大切ですが仕事内容も気にしてみることも大切です。

 

クライアントの信頼度を確認

クラウドソーシングで仕事をする場合、クライアントとはメールといったツールでのやり取りなので実際に会う機会がありません。クライアントの仕事内容や人柄、報酬の支払いに問題がないのかという情報を知らないまま依頼を受けるのは不安になります。そんな心配を解消するためにクラウドソーシングには受注者は他の受注者からの評価をチェックすることができる評価制度が設けられています。評価は口コミのような役割を果たしており、報酬の支払い能力・仕事のしやすさといった情報をみて安心できるクライアントか判断する材料にできるのです。報酬がよくても評価が悪ければ仕事のやりにくさに繋がりますので注意しましょう。

以上がおすすめする案件の選び方です。フリーランスまたは副業で働きはじめた初心者の方はいきなり高報酬の案件にチャレンジするのではなく、まずは実績数を増やすためと経験のために自分自身の力量に合った業務内容に挑戦しましょう。また文章作成は簡単なものから複雑なものがありますので、ライティング力を身に着ける際はWEBライティング技能検定などの資格取得を利用して技術を身に付けることが近道と言えます。最初は思い通りにいかずに苦悩すると思いますが、数をこなしていけば速さも知識も身に付きます。皆様の活躍を応援しています。

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